みなさんも部下や後輩の指導を任されたり、
お客様の接客を任されたりと人に物事を伝える機会はあると思います。
その時に人に何かを説明するときに理解をしてもらえていますか。
伝えることの難しさを感じるときもあると思います。
今回は自分なりの伝え方をしても理解をしてもらえないときに
どうすればよいか解説していきたいと思います。
■説明をしても理解してもらえない
物事をレクチャーする際に理解をしてもらえないと
- 自分の教え方が悪い。
- 自分は人に教えることは向いて無い。
- 自分には指導力が無い。
といった自己否定に陥ってしまうこともあります。
もしくは、
- この人はこの仕事に向いていない。
- この人にはセンスやスキルがない。
- この人は私の言っていることが理解できないほどレベルが低い。
など相手に対して否定的なことを思ってしまうかもしれません。
上記の状態に遭遇すると必然的にモチベーションは圧倒的に下がります。
そんなモチベーションが下がる状況になってしまう前に伝え方を見直してみませんか。
人は往々にして伝え方や説明の仕方次第で受け入れをしてくれます。
■説明の仕方の選択
今から2つのシチュエーションを紹介します。
自分ならどうするか考えながら読み進めてみてください。
例えば新人や部下に業務の割り振りをする管理者だったとしましょう。
突発的な業務繁忙の都合でランチタイムの時間を変更する必要があったとしましょう。
どのように説明してランチタイムの変更を周知しますか。
- 急に忙しくなってきたから、ランチタイムをずらしてとりましょう。
- 急に人手が足りなくなってきたから、ランチタイムをずらしてとりましょう。
次に、人気商品を売る店員さんだったとしましょう。
とても職人が手作りをしている商品であるがゆえに納品待ち商品があったとします。
お客様からこの商品がすぐ欲しいと言われた場合になんと説明しますか。
- こちらの商品は職人が手作りをしている商品であるため、
ご購入までにお時間をいただく商品となっております。
- こちらの商品はとても人気の商品でございますので、
ご購入までにお時間をいただく商品となっております。
■説明する言い回しと角度
答え合わせですが、どちらの説明でも内容としてはあっています。
では正解は何かというと、相手が理解をしてくれたら正解です。
もちろん上記以外の説明で相手が理解をしてくれたらそれも正解です。
要は相手が理解できる言い方や角度で説明できるかがポイントです。
心情的なところを組み入れるのであれば、お詫びや謝罪を取り入れましょう。
自分で工夫して説明しているのに理解が得らない場合は、
相手にどの部分が理解できないか確認してみましょう。
そもそも説明する角度がずれている可能性もあります。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
人によっての理解度は様々です。
この記事で人への伝え方への理解が少しでも深まれば幸いです。
今考えると学校の授業もいろいろな角度から説明してもらえれば
生徒の理解度が高まるのかもしれませんね。
人への教え方についても今後、紹介できればと考えています。
それではまた!!
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