どーも。蔵治(Kuraji)です。
今回から、自分自身やチームのスキルを磨く「ブラッシュアップ雑記」をお届けしていきます。第1回のテーマは「仕事の振り返り」です。
突然ですが、質問です。あなたは今日一日で自身が対応した仕事やタスクを、寝る前に思い出せますか?
「朝から晩までバタバタといそがしく働いたのに、振り返ってみると何をしたか思い出せない」――これは多くの人が経験することです。実は、成長する人とそうでない人の差は、能力よりも「振り返る習慣があるかどうか」にあったりします。
コールセンターで10年以上、多くのスタッフを見てきましたが、伸びる人は例外なく「自分を振り返るクセ」を持っていました。今回は、1日たった10分でできる振り返りのコツをお伝えします。

なぜ「振り返り」が成長を加速させるのか
経験は「振り返って」はじめて学びになる
「経験は人を成長させる」とよく言われますが、これは半分正解で半分間違いです。正確には、「振り返りをした経験」が人を大きく成長させます。
同じ失敗を繰り返す人は、経験していないわけではありません。経験を「やりっぱなし」にしているだけなのです。一方、成長が早い人は、一つの経験から何倍もの学びを引き出します。その差を生むのが「振り返り」という行為です。
振り返りは「反省」とは違う
ここで注意したいのが、振り返りは「反省」とは別物だということです。
反省は「あれがダメだった」と過去を責める行為になりがちで、続けるとしんどくなります。一方、振り返りは「次はどうするか」という未来に目を向ける行為です。うまくいったことも、いかなかったことも、フラットに見つめて次に活かす。この姿勢が、長く続けるためのコツです。

1日10分でできる振り返りの「3つの問い」
シンプルな3つの問いから始める
振り返りと聞くと難しそうに感じますが、やることはシンプルです。1日の終わりに、次の3つの問いに答えるだけです。
①今日、うまくいったことは何か?
②今日、うまくいかなかったことは何か?
③明日、何を変えるか・続けるか?
ノートでもスマホのメモアプリでもなんでも構いません。箇条書きで一言ずつ書くだけで十分です。大切なのは、頭の中で考えるのではなく「書き出す」ことです。書くことで、ぼんやりした一日が「言葉」として整理されます。
なぜ「3つ」なのか
問いを3つに絞っているのには理由があります。単純に多すぎると続かないからです。
振り返りで一番大切なのは「毎日続けること」です。10個も20個も項目があると、3日で挫折します。むしろ3日続けばよいほうで、最初から手をつけることすらしないかもしれません。なので最初は欲張らず、3つの問いだけに集中しましょう。慣れてきたら、自分なりの問いを足していけば良いのです。

振り返りを「習慣」にする3つのコツ
コツ①「時間」と「場所」を固定する
習慣化で一番効くのが、「いつ・どこで」やるかを決めてしまうことです。
「寝る前にベッドで」「退勤前にデスクで」「帰りの電車で」など、自分の生活の中に組み込みやすいタイミングを選びましょう。毎日同じ条件で行うことで、歯磨きのように「やらないと気持ち悪い」状態に近づいていきます。
コツ②完璧を目指さない
振り返りが続かない人の多くは、「ちゃんとやろう」としすぎています。
体調が悪い日は一行でも構いません。書けない日があってもいい。「ゼロの日を作らない」くらいの気軽さで続けるほうが、結果的に長続きします。60点でいいので、まず毎日続けることを優先しましょう。
コツ③週に一度「まとめ読み」する
毎日の振り返りに加えて、週に一度、自分の書いたメモを読み返す時間を作ると効果が倍増します。
一日単位では気づかなかった「自分のクセ」や「繰り返している課題」が、一週間分まとめて見ると浮かび上がってきます。これが自己理解を深め、次の行動につながる大きなヒントになります。
まとめ
仕事の振り返りは、特別な才能がなくても誰でもできる「成長の習慣」です。
①経験は「振り返って」はじめて学びになる
②1日の終わりに「3つの問い」を書き出す
③時間と場所を固定し、完璧を目指さず、週に一度まとめ読みする
たった10分の習慣が、半年後・1年後のあなたを大きく変えていきます。明日と言わず、ぜひ今日の夜から「3つの問い」を試してみてください。

それではまた!!


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